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【ブラックな介護職場】避けるべき介護職場の条件4選!現役ケアマネが解説

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影里ブログ管理者:
山口 里(やまぐちさと)
28歳でシングルマザーとなり、未経験で介護職へ転身。
子育てをしながら、介護職で生計を立てる。
介護現場を10年経験後、
ケアマネージャー資格を取得。
現在、ケアマネージャー歴10年の主任ケアマネです。
高齢者の在宅生活相談対応に携わっています。
保持資格:
介護福祉士、福祉住環境コーディネーター、介護支援専門員(ケアマネージャー、主任ケアマネジャー

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介護職の転職で悩むことと言えば

  • 求人票にはいい事しか書いてないから分からない。
  • 今の職場もいいと思って就職したけど最悪だった。
  • 今の職場は辞めたいけど、もっと悪い条件になるのも嫌!

私は20年介護業界で働いています。

今までには実際に介護職員として、現場を10年経験しました。

現在は経験10年の主任ケアマネをしています。

介護職員での転職経験と、ケアマネとして沢山の介護事業所を見てきた経験から分かった事。

介護職の転職では、勤務する事業所選びに失敗すると、働く事が苦痛になります。

実際に私の20年の歴史の中で、転職する人、介護職から離れる人を沢山見てきました。

そのほとんどが、就職後に分かる居心地の悪さから退職しています。

この記事を読むと、介護職の転職先に選んではいけない、避けるべき条件が分かります。

現在介護職の求人情報を選んでいる人は、必ず最後まで読んでください。

ブラック職場!避けるべき介護職場の条件4選

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介護職のサイトでよく見かける言葉『ブラック』とは、どんなことでしょうか❔

ここでは『ブラック』という意味について、働きにくい職場として説明しています。

就職は、実際に働いてから徐々に分かる内部事情が多いです。

求人情報や求職者情報には書いていない事でも、入社前に分かる内容もあります。

転職を繰り返さないために、入社前に分かるブラックなポイントをチェックしましょう。

✔避けるべき介護職場の条件4選

  1. 勤務条件が悪い職場
  2. 中高年のスタッフのみの職場
  3. 家族経営の職場
  4. 社用車に傷が多い職場

勤務条件が悪い職場

勤務条件の良い悪いは会社によってかなり違いがあります。

代表的な内容には、年間休日数、有給の数と取得のしやすさ、勤務時間が挙げられます。

ここで紹介する内容は、私が実際に勤務した職場と、同業の友人に聞いた勤務内容です。

入社当日からの社会保険加入が出来ない

社会保険完備の会社に就職すると、入社当日から社会保険加入できるのが通常です。

しかし会社の方針で、使用期間の6か月間は社会保険加入できない会社が稀にあります。

その場合は『任意継続』や『国民保険』手続きを自分でしなければなりません。

社会保険なら保険料の半額を会社が負担しますが、任意継続や国民保険は全額自己負担です。

面接時には、初日から加入できることを確認のために聞いておきましょう。

休日が明らかに少ない

年間や月の休日数は、労働基準法で定められていますが、その休日は最低限の必須日数です。

基準を満たしたうえで、基準日数より多い休日数を定める会社もあります。

以前私は休日が月8日という職場で勤めていましたが、これは本当に休日が少ないです。

その後、労働基準局からの指導で、休日数が増加したときにはとても嬉しかったです。

勤務時間外に時間拘束がある

例えば8時出社の会社は、8時に会社にいれば遅刻ではありませんよね。

退社も同様で、17時退社なら帰っても良いのは当たり前です。

出社時間の30分前に来ているのが当たり前だ!とか、終業時間後にミーティングを強いるなら、給料を支払わなければなりません。

終業時間や残業の有無は、面接時に確認しておくべきです。

中高年のスタッフのみの職場

介護の職場は、比較的スタッフの年齢層が高いです。

現在は新卒者の介護福祉士も増えているため、スタッフに若者が在籍している方が良いです。

理由は、20~30歳の介護福祉士が勤めている現場は、勤務条件に大きなハズレはありません。

若いスタッフは、勤務条件の良い職場へいつでも転職できるからです。

家族経営の職場

介護施設や通所では、法人経営が必須条件です。

社会福祉法人や医療法人は勿論ですが、株式会社、合同会社も開設可能です。

私の地域には、施設の現場に経営者とその子供夫婦や孫までもが働き、殆ど家族のみの経営事業所があります。

家族経営が悪いわけではありませんが、私が数件見てきた事例では、家族親族で経営している事業所は特に働きにくさが目立ちます。

ただでさえ退職転職の多い職種ですが、通常以上に人が辞めていく職場は、やはりそれなりの理由があります。

社用車に傷が多い職場

就職、転職を検討している職場に実際出向いて、社用車をそれとなくチェックしてみましょう。

施設の社用車に傷を修理せずにそのまま使用している職場もあります。

職場の宣伝ともいえる社用車のメンテナンスがしっかりできていることは転職の基本です。

求人票で確認できるブラックな職場の見分け方

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就職先を探して求人票を見る時に、ブラックである可能性を見極める事が出来ます。

面接に行く前に、求人票でブラックの可能性を確認しておきましょう。

✔求人票でのブラック職場の確認項目

  • いつ見ても求人が出ている
  • 給料が相場よりも異常に高い
  • アットホームな環境を売りにしている

いつも求人が出ている

求人票を定期的にチェックしている人は気づきますが、いつも募集している求人があります。

いつも求人が出ている職場には、やはり何かしらの理由があると思って間違いないです。

いつも募集するのは人手がいつも足りないからですが、その理由はいくつか考えられます。

✔いつも人手が足りない理由

  • 大規模法人で事業所の件数が多すぎる
  • 常に退職者が多い
  • 求人を出しても応募がない

私の地域では、大規模法人で数10件の事業所を運営している法人があります。

同じようにそのくらい大きな法人であれば、常に人手不足となるのも当然です。

しかし逆に法人自体は大きくないのに、常に求人のある事業所はスタッフが定着していません。

給料が相場よりも異常に高い

介護業界の収入は、地域によって多少の差があるにしても、大きな違いはありません。

通常の事業所では、保持資格と職種、管理者手当などで収入が変わってきます。

地域の介護業界での求人を照らし合わせて、相場の収入を把握しておく必要があります。

そのうえで、相場の給料か否かをチェックしましょう。

給料が異常に高い職場は、それなりの理由があります。

しかし、高い給料を求めるのは働く側としては当然です。

内容が分かったうえで、あえてその職場で働く事を選択するのも自分次第です。

アットホームな環境を売りにしている

家族的、アットホームさを売りにしている施設もあります。

スタッフ、利用者みんなの距離が近い事は、メリットも多いです。

スタッフ、利用者ともに、新しく入っても馴染みやすく、会話を楽しみながら仕事ができます。

しかしその反面、アットホームでからこそのデメリットもあります。

✔アットホームな施設のデメリット

  • 利用者への言葉遣いが雑
  • スタッフ間への干渉も多い
  • 仲が悪くなった時の居心地が最悪

あなたがどういう環境で、どんな雰囲気を職場に求めているかによって、その印象は変わります。

この記事のまとめ

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【ブラックな介護職場】避けるべき介護職場の条件についてまとめました。

介護業界に関わらず、【ブラックな職場】とはよく耳にする言葉です。

そのほとんどが受け取る側の主観である事が多いです。

今日お話しした内容についても、全て私が介護業界を今まで見てきた主観とするものです。

内容を知ったうえでその職場を選ぶのも一つの選択です。

あなたが職場環境と勤務条件に何を求めているのかで、選ぶ職場は変わってきます。

介護の職場を選ぶ時の参考になれば嬉しいです。

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