- 未経験で、資格無くても介護職で働けるの❔
- シングルマザーだから、すぐにフルタイムで働きたい
- できれば働きながらスキルアップできる資格と方法が知りたい
シングルマザーになると家計を支える収入が必要になります。
時間や貯えがある人は、勉強して資格取得することもできます。
しかし現実には、今すぐに働く必要がある事が殆どです。
今すぐに就けて、生活が安定する収入を得る職種として、介護職はお勧めです。
しかし介護資格が必ず必要だと思い、資格取得する事のハードルが高くて諦める人も多いです。
介護職は専門職ですが、介護職で働くのに、
必ずしも資格が必要なわけではありません。
私は28歳でシングルマザーとして未経験から介護職へ転身しました。
21年経った現在も、介護業界を離れることなく働いています。
今は10年経験の主任ケアマネジャーです。
介護業界は現代では無くてはならない職種です。
私は未経験者が介護職を経験後、ケアマネジャーになられることをお勧めしています。
そこでこの記事では、介護職に資格無しでも就職できる職場について書きました。
この記事を読めば、資格無しで介護業界で働く方法と、絶対取るべき資格がわかります。
介護職へ転身してスキルアップしながら、自分らしく働きたい人は必ず最後まで読んでください。
私の経験があなたのこれからの生活の道しるべになれば嬉しいです。
介護資格無しでOK仕事内容3選
介護の資格を持たずに働ける介護現場は、病院や施設での仕事になります。
- 入院病棟の介護助手
- 老人ホームの介護スタッフ
- デイサービスの介護スタッフ
1.入院病棟の介護助手
総合病院や入院病棟を持つ病院で、シーツ交換、おむつ交換や排泄の介助、ポータブルトイレの洗浄、病棟の掃除などをする仕事です。
医療行為は看護師、身の回りのお世話を介護職がします
病棟は、医師や看護師、リハビリ専門職が多い中、その補助をするというイメージです。
2.老人ホームの介護スタッフ
高齢者が住む施設での生活全般のお世話になります。
高齢者の住む老人ホームと言っても、その種類は様々です。
老人ホームの種類
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・グループホーム
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
老人ホームは高齢者が住んでいる場所なので、夜勤もあります。
子供を育てる間は、老人ホームで働く場合でも、勤務時間を確認しましょう。
3.デイサービスの介護スタッフ
おそらくあなたもご存じと思います。
高齢者の自宅へ車両で送迎し、施設で入浴や昼食、レクリエーション活動の参加をするものです。
近所でも朝と夕方に送迎車両をよく見かけますね
日帰りの施設サービスです。
そこで、送迎、入浴、食事、レクリエーションのお手伝いをする仕事になります。
デイサービスと言えばわかりやすいですが、正確には、デイサービスとデイケアの2種類があります。
デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハビリ)の違い
デイケア(通所リハビリ)
- 医療法人(病院)が経営しています
- 利用するには、医師の指示が必要であること
- リハビリの専門職が一人一人にリハビリを行うこと
一方、デイサービスはその決まりはありません。
民間企業が経営していることが殆どです。
介護サービスは、法人経営が原則なので、必ず企業が運営しています。
資格がなければ働けない職場
一方で、介護職現場でも、資格がなければ働けない職場もあります。
それは『訪問介護員』。自宅へ訪問するヘルパーさんのことです。
ヘルパーの資格は、無資格では働けません。現場に出ることが出来ないのです。
あなたがもし、ヘルパーさんの仕事に興味があるのなら、就職前に資格を取得する必要があります。
ヘルパーさんとして働くために必要な資格は次のどちらかです。
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士
介護職をするなら、特におすすめの資格5選
介護職は、持っている資格によって、配属や部署での立ち位置、お給料が決まる事がほとんどです。
介護職をするなら絶対役に立つ、おすすめの資格に絞って説明します
ここから紹介する5つの資格は、その順に取得していけば、介護業界では困らない知識と実技が身につくでしょう。
- 介護職員初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士
- ケアマネージャー
- 主任ケアマネージャー
1.介護職員初任者研修
介護職に就く前、または、働き始めた後に、まず最初に取得する資格です。
都道府県認定の資格で、受講資格は無いので、誰でも取得が可能です。
介護の初心者が、基礎知識や介護力を身につけるための基礎資格になります。
ヘルパーさんになるなら必須の資格です
自宅へ訪問するヘルパーさんの仕事では、必須の資格です。
あなたがもし、施設で働くことを希望されているとしても、就職した後、職場の方からおそらく資格取得を提案されます。
なので、介護職に就くなら必須の資格です。
2.実務者研修
実務者研修は、ある程度介護に携わった人のためのスキルアップ資格です。
将来的に介護福祉士を目指すなら、介護福祉士の受験資格に必須の資格です。
受験資格は特にありませんので、初心者でも受けることはできます。
初任者研修より難易度が高いです
無資格で施設で働き始めて、実務者研修を受けられる方もいます。
介護初心者では、初任者研修取得後に現場で働いて、実務者研修を受ける人が多いです。
3.介護福祉士
介護福祉士は、介護現場で働く人の中で、介護の専門職として認められる資格です。
国家資格であり、介護福祉士は全国どこの地域でも通用する資格です。
介護福祉士の受験資格を取得するには、学校を卒業する方法と、働きながらスキルアップする方法があります。
シングルマザーの場合、働きながら資格取得を目指す事をおすすめします。
働きながら勉強すると、理解も早いです
学校に通うと、費用とその期間の収入の確保が必要になるからです。
実際に私も、現場で働きながら生計を立て、介護福祉士になった一人です。
4.ケアマネージャー
ケアマネージャー(正式名:介護支援専門員)には受験資格が決められています。
介護福祉士などの国家資格を有した、5年以上の実務経験者です。
つまり、ケアマネージャーには必ず、医療又福祉系の元職があります。
ケアマネージャーは、福祉業界のスペシャリストと言われていますが、その資格は実は国家資格ではありません。
都道府県知事の認定資格です。
しかし、登録した都道府県以外でも、届け出をすればケアマネージャー資格は通用します。
ケアマネージャーの資格も、国家資格と同じように、全国で通用する資格と言えます。
5.主任ケアマネージャー
ケアマネージャーの資格を持ち、5年以上の実務経験があれば、主任ケアマネージャーの研修を受けて、主任ケアマネージャーとなることが出来ます。
主任ケアマネージャーは、ケアマネージャーとしての実務経験が長いだけではなく、ケアマネージャーを育てる力量が求められる資格です。
まとめ
介護職と一言で言っても、その働く場所によって、勤務形態や内容も様々です。
あなたの希望や性格に合った仕事を選ぶために、職場はよく検討しましょう。
介護職は、働きながらでもその経験に応じた資格取得が目指せます。
せっかく専門職として働くのなら、どうせならスキルアップして、どこでも通用する自分になることを目指しましょう。
あなたが介護職へ転職して、介護業界で長年活躍できる事を応援しています。
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