- 仕事をしながら独学でケアマネ試験に合格したい
- テキストがたくさん出てるけど、どれを買っていいか分からない
- いつ頃からどんな方法で勉強したらいいのか知りたい
ケアマネの資格試験の範囲は広く、「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」と専門性の高い智識を求められます。
試験範囲が広い事で、長期間コンスタントな勉強時間の確保が必要になります。
毎年のケアマネ試験合格率は
10~20%と難易度も高い事が分かります。
私は未経験で介護職に就き、介護福祉士を取得、ケアマネジャーの資格を取得して、現在は、ケアマネジャー経験10年の主任ケアマネになりました。
シングルマザーで1歳の子供を育てる収入も必要だったため、正職員で勤務しながら、資格は全て独学で取得しました。
そこでこの記事では、ケアマネジャー資格を独学で取得するために私が一番にお勧めするテキスト、問題集について解説します。
この記事を読めば、「ケアマネジャー資格を独学で取得するために一番必要なテキストは何か」が分かります。
現在10年経験ケアマネジャーの私も最初は全くの未経験でした。
私が資格取得できた勉強法の「選ぶべきテキスト」について、その内容と理由を凝縮しました。
ケアマネジャー受験に絶対に合格したい人は必ず最後まで読んでください。
現役ケアマネが勧める!ケアマネ独学は長寿社会発行テキスト
ケアマネジャー試験のテキストは、書店に様々な出版社から出ています。
その中でも、私がお勧めするケアマネの試験のテキストは
長寿社会開発センター発行の「介護支援専門員基本テキスト」です。
実際に私は、介護支援専門員基本テキストで勉強して、ケアマネ試験に合格しました。
✔介護支援専門員基本テキストを勧める理由
- ケアマネの試験問題の元になるテキストだから
- 実際にケアマネ業務に就いてからも役に立つ書籍だから
ケアマネ受験に向けた様々なテキストは、結局、このテキストを基に作られています。
介護支援専門員基本テキストの内容をもっと簡単にとか、逆にもっと詳しくなど。
つまり他のどの書籍で勉強するよりも試験内容が確実に習得できます。
値段が7480円と、他の出版会社のテキストより数倍しますが
内容の価値は買って間違いないです。
介護支援専門員基本テキストをお勧めするもう一つの理由は、実務でも役立つことです。
ケアマネの業務の制度上の決まりごとは多く、怠ると減算や業務停止になります。
介護支援分野にはケアマネ業務や資格更新についても詳しく記載されています。
保健医療福祉サービス分野では、多種多様なサービスの内容や運営基準なども解説されています。
実際にケアマネとして実務に就いてからも、内容を調べる時に大変役立ちます。
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⇒【未経験ケアマネ】40代、50代の初心者ケアマネは厳しい❔
ケアマネ試験独学合格!問題を解くことに注力する
ケアマネの試験対策として、セミナーや通信教育が各種あります。
この記事では、とにかく独学でケアマネ試験に合格する方法を私の実際の手順で解説します。
独学でケアマネの試験勉強をするためには、勿論テキストを読むことは大事です。
しかし試験問題を解くことに慣れることが、もっと重要だと言えます。
違う出版社から発行の問題集を3冊解けるようになる
出版社によって出題傾向が違い、3冊、つまり3社からの問題集を解くことになります。
傾向や言い回しの違う問題を解けるようになることで、解答力がつきます。
✔問題集の勉強の具体的手順
- 1冊3回は解く
- 間違えた問題は解説を読んで習得する
- 実際の試験時間(2時間)を計る
1冊の問題集を3回解き、その都度間違いを復習する事で、解答の速度も速くなります。
問題集は解答ページに解説のある物を選びましょう。
ケアマネの試験問題は、正しいか間違いかを見分ける事です。
記述が間違いの場合に解説があれば、自分の回答が間違いでも解説で勉強できます。
私の経験では同じ問題集を3回、間違えた個所の解説を読みながら勉強すると、3回目にはほぼ間違いは無くなりました。
もし3回とも間違えた問題があれば、その問題のみもう1度やってみると良いです。
3冊の問題集を終えるころには、知識が習得できているだけでなく、回答速度が上がります。
勉強しやすいお勧めの問題集
テキストでの勉強が一通り終わったら、いよいよ問題集に進みます。
問題を解き続ける事で知識が自然と頭に入り、回答スピードも上がります。
ここでは合格するための、勉強しやすい私のお勧めの問題集を紹介します。
✔問題集選びのポイント
- 介護支援分野、保健医療、福祉サービス分野それぞれの単元で構成
- 過去問よりも予想問題集
- 問題ごと解説付きで解答されている
- 実際の問題数で構成された、模擬問題集
問題集3冊のうち、2冊は単元ごと、1冊は模擬問題集を選びましょう。
単元ごとの問題集の最後に模擬問題集が3回分位掲載されているものもあります。
単元ごとの問題集を3回繰り返し、問題を解くことに慣れたら、模擬問題を解いていきます。
模擬問題では実際の試験時間(2時間)を計りましょう。
1問の回答にかけられる時間感覚がつかめ、最後に見直し出来る余裕ができます。
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この記事のまとめ
この記事では現役ケアマネである私が実際に試験勉強に使用した書籍を紹介しました。
私がお勧めする参考書は、「介護支援専門員基本テキスト」一択です。
毎年のケアマネ試験問題は、このテキストから出題されるからです。
ケアマネの試験問題には、介護支援分野、保険医療福祉サービス分野があります。
試験問題は全部で60問、120分の試験時間です
試験合格には、何度も問題を解いて、解答力を鍛える事が重要です。
私は3冊の問題集を3回解く方法をお勧めします。
同じ問題集を3度解くと、3回目には確実に間違い個所は少なくなります。
何冊もの問題集を1回のみ解くより、ずっと知識が定着します。
試験内容の中には、現場経験で既に知っていることも沢山あるはずです。
ケアマネの試験勉強は、
1か月で集中勉強して合格するものではありません。
勉強期間は最低でも6か月の余裕をもって取り組んでください。
あなたが来年ケアマネージャーへとデビューされることをお待ちしています。